南極大陸 タレント犬 [南極大陸 犬]

南極大陸もいよいよ犬の演技が光ってきましたね。

でも視聴率は回を追うごとに下降線をたどっているようで

少し寂しい気がします。


タロ・ジロを始め樺太犬(ドラマは樺太犬がいないのですが)達は、

本当に、いきいきと画面いっぱいに演技をしているのですが、



彼らを見ていると、私は泪が出てしまうのです。




私は以前、ハスキー犬を飼っていたのですが

そのハスキー犬が子犬の頃に、失明をしてしまう暴力をふるってしまったのです。



私はまだ小学生だった事もあり、癇癪による暴力を犬にぶつけてしまい

打ちどころが悪く、彼は子犬の時期に失明する事になりました。



当時、母に泪を流しながら叩かれた事は、今でも鮮明に心に焼き付いています。



そんな仕打ちを受けたにも関わらず、片目を失った彼は私にすり寄ってきてくれました。

小学校から帰ってくると、嬉しそうにはしゃいで、尻尾を振って迎えてくれるのです。



毎日、毎日・・・私が東京の大学に行くその日まで・・・



東京の大学に進学した私は、彼の事をすっかり忘れ、学生生活を満喫していたのですが、

ある日の朝、母がかけてきた1本の電話に、


幼い日に背負った、あの感傷を呼び覚まされる事となったのです。





「正也・・・リッキーが死んだよ・・・」




受話器の向こうですすり泣く母のかすれた声に、

寝ずに死を見届けただろう母の思いを感じながら、



リッキーに抱きついた時のあのぬくもりがよみがえってきました。


(ずっとそこにいただろ・・・まだいてくれよ・・・リッキー・・・)


もう届かない、嗚咽にも似た声を発しながら、同棲していた彼女が

気が狂ったのではないかと思う位の泪を流しながら、



僕はうずくまった直後・・・一時的なパニック障害を起こして

病院に運ばれました。


幸いにも、一時的な症状で治まったのですが、

しばらくは家に閉じこもり、鬱状態になったのです。



部屋に閉じこもり・・・僕はずっと考えていました。

もしも、あの時僕が暴力をふるわなければ、


彼はもっと、周りの人から可愛がられて

人気者になっていたかもしれない。


僕があんな事をしなければ、彼はもっと幸せな人生を歩んだかもしれない。













時を経て、母が送って来た一枚の写真には、

在りし日のリッキーが、笑顔いっぱいで僕を見つめていました。



私は、南極大陸のタレント犬を見て思うのです。

うちのリッキーもあんな風に生き生きと人の役に立つ一生を


送らせてあげたかったと。




今、あなたに犬という家族がいるなら

色々な意味でその子を輝かせてあげてください。



犬の短い一生で、最も幸せな生き方は

人の役に立つ事・・人が喜んでくれる事です。


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